九州レインボープライド

福岡の冷泉公園からスタートしたパレードは、明治通りを通り、国体道路を通り、川端商店街を抜けておよそ45分くらいかけて冷泉公園に戻って来た。
パレード自体で歩いた人たちは、およそ400人だったという。
通りを歩く人たち、信号で止まるバスの中の人たちは、「この集団はいったいなんなんだろう・・・」と思って見ているように見えた。
福岡でのパレードは、これで3回目。昨年に比べて少し人数が増えたとはいえ、やはり虹色の旗や布を振り回すだけでは、いったいなんのためのパレードなのか、市民には残念ながら伝わらなかったと思う。
これがもし、ニューヨークや台北のパレードであったなら。そこを歩いて大勢の中の一員になるだけで、誰もがそれが『LGBTパレードだ』とわかっているのでよかったのだけど、日本におけるパレードは、レインボーフラッグの意味さえも認識されていない中、伝わるわけなどないのだ。
そうではあるけれども、この勇気ある400人のパレードは、意味がなかったのかというと、全くそんなことはなくて、とても意味のあるパレードだったと思う。
僕も、以前ここであげた、アメリカ人のプロデューサーの言葉を胸に刻みながら、Kとふたり歩いたのだhttp://www.huffingtonpost.jp/2016/09/14/gay-pride_n_12003900.html?utm_hp_ref=japan-lgbt
『自分のために参加しているのではないのです。
行きたくても行けない人のために参加しているのです。
家族に同性愛を認めてもらえない人たちや、
同性婚を認めてもらえない州の法律によって
苦労を強いられている人たちのために、
何百・何千ものサポーターがいることを見せたいのです。』
カテゴリーLGBT

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