石垣島の素敵なお店。

カヤックの蜂蜜

和井津

石垣島のゲイバー『玉屋』で教えていただいた『KAYAK カヤック』は、美崎町からすぐの商店街を少し入った通りにある。昼間はオーナー家族が店番をしていて、夜はオーナーがいてとても親切に対応してくれる。
カヤックにある器は、ガラスだったり焼物だったり、漆だったりするのだけど、どれも沖縄在住の作家によるもの。
グラフィカルなTシャツは、オーナーのパートナーがデザインしたものだという。水牛のTシャツやミンサー織りのイツヨの文様からヒントを得た5と4なTシャツなど、どれも洒落ている。
他にも、いい香りのアロマオイルや石鹸、リップバームなど、どれもゲイ好みの商品が揃る。
「石垣島はちみつ」は、無添加、非加熱であり石垣島内だけの限定販売。味見をしてみたら、すっと口の中にその自然な甘さが広がった。
オーナーは、東京浅草出身とのこと。「ご飯はどこに食べに行かれるんですか?」と聞かれ、今日は特に決めてないと答えると、紙を広げてサラサラとお店の周りのオススメの飲食店を書いて紹介してくれた。
石垣島に行ったら、必ず立ち寄りたいお店がまた出来た。
★KAYAKhttp://okinawaclip.com/ja/detail/1043
カヤックに教えていただいた素敵な喫茶店が、『和井津』。カヤックのオーナー曰く、「石垣島で雨の日には、この和井津に行くととってもいい時間が過ごせるんですよ…」とのこと。
和井津は、カヤックからも歩いてすぐにあり古民家を改造したお店。
オーナーは茨城県出身なのだけど、石垣島を好きになり、リタイアして石垣島に移り住んだ。
カウンターに座ると、話好きのオーナーが相手をしてくれる。
ずっとタイの島々やチェンマイ、バリ島なんかが好きで、休みのたびに旅行に行っていたけど、終の住処を探しはじめて、ハワイでもない、タイでもない、沖縄本島でもない…と旅行をするうちに、石垣島に降り立ち、まるで恋をしたように好きになったらしい。
今では、茨城に残してきた家にも帰らず、のんびりとした喫茶店で美味しいコーヒーをゆっくりと淹れながら、石垣島で暮らしている。
この喫茶店にいると、生きていく上で、自分にとって何がたいせつなのだろうと、ふと考えさせられる。
オーナーの語る人生は、誰か他の人の人生ではなく、自分の人生のようにも感じられたのだ。
★和井津http://waidu.jp
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