どんぶり。

気に入ったどんぶりを見つけることは、意外と難しい。
和食器は、模様が入っていたり、産地がわかる塗りがしてあったりするし、同じように中国やアジアのものは、そのお国柄が匂い立つ模様が入っていたりするものが多いのだ。
食器に産地や必要以上の情報は、料理の邪魔をすると思うので、なるべく国籍を感じさせない器を選ぶようにしている。
例えば、九谷焼の模様は美しいと感嘆するけど、自分の家の普段の料理で使いたいとはあまり思えないのだ。
このどんぶりは、フランスのもの。下の色地がほんのりと感じられる温かな白は、ツヤがありざっくりとした形と相まって美しい。
レインボーリールの帰りに、青山のMUJIで見つけて買い求めたものだけど、実際に使ってみたら、大きめのサイズのせいか、どんな料理でも美味しそうに見せてくれる。
Kとふたりで見つけて買った器が、またふたつ増えた。

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