パエリヤ。

イタリアが一番好きだけど、実はスペインも好きだ。
バルセロナには何度も行ったし、グラナダ、ゼビリヤ、コルドバなどのアンダルシアは、光と影が織りなす奥深い魅力を持っていると思う。
スペインでは、昔はお城だったようなところを、改良して、宿泊施設として経営しているパラドールというものがある。各地にある豪華なパラドールを泊まり歩くと、ホテルなんかでは体験できない面白さが味わえる。
時々無性にパエリアが食べたくなる。パエリア自体は、バレンシアを始め様々な地域によって特色のあるものだけど、実はとても簡単に出来る庶民的な料理の代表だと思うのだ。
〈パエリヤ(4人分)〉
※ポイントは、お米:スープは、1:2ということ。
米は決して洗わずに、2倍のスープを吸わせていく料理と考えること。
★材料
お米2カップ
チキンスープ4カップ
鶏もも肉1枚(食べやすい大きさに切る)
インゲン12本(3等分くらいに切る)
パプリカ半分(食べやすく切る)
アサリ1パック(冷凍でよい)
にんにく2かけ(みじん切り)
プチトマト12個(半分に切る)
★調味料
塩小さじ1
トマトペースト大さじ2
オリーブオイル大さじ6くらい
パプリカ(粉末)小さじ1
サフランひとつまみ
ローレル1枚
塩胡椒
★作り方
1.サフランひとつまみをアルミホイルに包み、オーブンへ(30秒くらい)。取り出して粉々にする。
2.チキンスープを温めて、そこへ1のサフランを加えて20分くらい置き、塩小さじ1を溶かしておく。
3.鶏もも肉は塩胡椒して20分くらい置く。温めたフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて皮から焼き、美味しそうな色がついたら取り出しておく。(裏は焼かなくてよい)
4.フライパンなどの浅い鍋に、オリーブオイル大さじ3を入れて、弱火でみじん切りのにんにくを炒め、香りが出たら、トマトペースト大さじ2を加え、パプリカ小さじ1を加えて炒め(焦付きやすいので注意)、すぐにお米を洗わずに加え油を馴染ませる。
5.お米に油が行き渡ったら、熱いチキンスープを加えて、5分間くらい時々搔きまわしながら煮る。
6.鶏もも肉、インゲン、パプリカ、アサリ、プチトマトを彩りよく飾ったら、ローレルを乗せて中火のまま蓋をして15分間煮る。
7.火を止めて、10分間蒸らす。
8.最後に蓋を取ってほんの少し火をつけて水気を飛ばす。
9.机に持って行き、レモン汁を振りかけて、取り分けていただく。
※チキンには、チキンスープを。エビには、エビの頭で取ったスープを使うこと。
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