白保。

石垣島の貝

白保の家

白保のケーキ屋さん

石垣島空港のすぐ下に、白保という名の集落がある。
白保一帯は、古い沖縄ならではのオレンジ色の屋根を持つ1階建ての家屋と、新しい建物がうまく調和を保ちながら、低層の町並みを形作っている。
また、この白保の町沿いに広がる海岸では、世界最大最古のアオサンゴが生息していて、石垣島の周り一帯だけでも、360種類もの珊瑚が自生しているという。
これは、世界の珊瑚の種類が約600から800種類ということからすると、相当な種類の珊瑚礁と言えるだろう。
白保集落では日曜日に朝市がたつ。
ハイビスカスを入れた飲み物、豚肉の沖縄料理など、おばあや若い人たちがそれぞれ食べ物やら何かこしらえたものを朝市に出店するのだ。
85歳は過ぎているようなおばあが、貝殻を売っていたので買い求めた。
4つもきれいな貝殻が入っていて、なんと200円。
僕が嬉しそうに持って帰ろうとすると、僕の手を制して、貝殻が衝撃で割れないようにと、丁寧にプチプチを巻いて、袋に入れて手渡してくれた。
家に帰って、机の上に並べた貝殻は、石垣島の真っ青な海と強烈な光を思い出させてくれる。
何千年、何万年と、美しいままにそこに変わらずにある海と、光を。
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