辺銀食堂。

グアバとクルミのサラダ

子羊の水餃子

塩漬け豚と沖縄の野菜

石垣島には、一時期、店頭で買うことが出来なかったほど売れに売れたラー油『石垣島のラー油』で有名な店、『辺銀食堂(ペンギン食堂)』がある。
『辺銀食堂』はどんな店なのかと、ずっと興味があったのだけど、今回やっと行くことが出来た。
旦那さんは西安出身の中国人、奥さんは東京出身というご夫婦は、石垣島に魅せられて移り住むことになった。
やがてふたりは、『ぬちぐすい』という沖縄の言葉に出会う。『ぬちぐすい』とは、『命の薬』という意味だそうだ。
石垣島特有の様々な食材に出会い、やがてオリジナル料理を作るようになり、お店を開いたそうだ。
お料理は、石垣島特有の食材をふんだんに使い、中華料理のエッセンスが加えられたオリジナリティ溢れるものだった。
スパイスが効いていたりするものや、石垣島独特の苦い野菜を使っていたりするのだけど、なんというか、食べた時に身体の中にスッと入ってくる感じなのだ。
刺身のつまには、大根ではなくパパイヤが使われていたり、グアバとクルミと梅のサラダは食材の組み合わせがとても面白い。
島らっきょうの焼いたものは、塩漬けやフライトはまた違っていて後を引く美味しさだし、塩漬け豚を焼いたものは、島の苦味のある野菜と食べると、また違った美味しさになることを知った。
石垣島のラー油を使った麻婆豆腐は、ツンとくる辛味ではなく、しみじみとした花椒の辛味に仕上がっていて食べやすかった。
子羊を使った餃子は、「餃子とは、もともと子羊の料理なのかもしれない…と思わせるほど美味しかった。
ここのお料理を食べると、美味しさがそのまま身体にじんわりと伝わり、心まで元気になってゆくような気がするのだ。
お店のスタッフもお店のことをとても愛しているのが伝わってくる。
また来たいな。石垣島の『辺銀食堂』。
★辺銀食堂
0980-88-7803
沖縄県石垣市大川199-1
http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47001340/

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