傷ついた時には。

僕の席のそばに、入社8年目くらいの女の子の後輩Nがいる。日頃は仕事一筋に生きているように見えていたのだけど、そんなNから突然メールをもらった。
『わたし、最近ずっと付き合っていたかれしと別れてしまい心がバラバラ状態になってしまいました。
誰かに聞いてもらいたいと思ったときに、なぜだか◯◯さんが思い浮かんでしまいました。。』
失恋で、心がバランスを崩してしまったようだった。そこで、すぐに僕からも返信をした。
『僕は、自分が以前10年間つきあっていたこと。
その人は別れてしまった後、亡くなってしまったけど、今はお墓参りに行っていること。
恋人と別れることは、喪失感や痛みを伴うことだけど、人生はそれですべてが終わるわけではなくて、必ず次に繋がってゆくこと』
僕たち人間は、なんて繊細な生きものなのだろう。
失恋による喪失感は、人によってあまりにも大きく、日常の生活を送ることさえ困難になってしまうこともある。
苦しい時には、自分一人ですべてを抱え込まなくてもいい。家族や友人、誰か周りの人にその苦しみを見せてもかまわない。
僕にちからになれることがあるかはわからないけど、美味しいものを食べながら、話を聞くことは出来る。
人は、支え合って生きているのだ。

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