海。

朝陽

なぜ下田が好きなの?
と聞かれたら、「海が綺麗だから」と答える。
下田の海に来ると、熱海や伊東の海では、物足りなくなるのだ。
それに、下田の町の歴史も興味深いし、町の大きさもちょうどいい感じなのだ。
下田には、会員制のホテルがいくつかあるみたいだけど、気軽に泊まれるホテルの中では、下田東急ホテルか下田プリンスホテルがいいと思う。
下田東急ホテルは、少し小高い山の上にあるので、美しい海岸を上から見下ろす感じ。
僕が好きなのは、白浜の外れに位置していて、まるでプライベートビーチのように海に面した下田プリンスホテルだ。
ホテルから海まで1分といったところだろうか。目の前のビーチで遊んで疲れたら、シャワーを浴びてホテルの部屋にすぐに戻ることが出来る。
部屋は全室オーシャンビューで、只今改装を順次行っているところ。
部屋は、かなりゆったりした作りで、日本のホテルにしてはかなり広め。ベッドは少し残念だけど、眼下に広がる150度くらいまで見渡せる空と海の海岸線が見渡せる絶景は、何よりも贅沢だと思う。大浴場からも、ただただ海だけが見える。
東伊豆で、何が一番良いかというと、実は、海から登る朝日が見えること。
今の日の出時間は、4時半くらいなのだけど、眠い目をこすりながらでも起きる価値があると思う。
暗い青のグラデーションの中に、仄かに暖かなピンクが見えてきて、オレンジが加わり、やがて黄色い光が覗き出す。
やがて、空と海の間から登る朝日は、ゆっくりと、世界に色や形を与え始める。
下田に来たら、特別な観光はしなくてもいい。ずっと海のそばでのんびりしているのがいい。
波の音を聞きながら、海で遊ぶ家族やカップルなんかを見ているだけで、なんとも言えない幸福感を感じることが出来る。
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