愛しの下田へ。

外浦海水浴場

九十浜海水浴場

週末は、梅雨のつかの間の晴れ間になるそうです。
「・・・・・・伊豆に行きたい」
そう思って、すぐにホテルとレンタカーを押さえた。朝6時半に起きて、7時半頃の電車に乗ると、10時半には伊豆急下田に着くことが出来る。
「伊豆に来ようと思ったら、実はすぐに来れるのだ。
来られなかったのは、自分の中にある勝手な心理的な距離感に他ならない」
外浦海岸でのんびりと海を眺めて、とっておきの九十浜海水浴場へ。
九十浜海水浴場は、山の上の駐車場から、不安になるくらいの坂道を下っていく。入江になった海は、波が穏やかで、小さな砂浜に岩場があって、蟹が顔を出している。
子どもの時から、夏といえばほとんど週末のたびに伊豆に来ていた。
熱海、来宮、南伊東、下田…。
蟹と戯れる小さな男の子とお父さんお母さんを見ながら、久しぶりに父と母と兄と来た、伊豆の懐かしい海のことを思い出した。
それはまだ、僕が小さく、父と母が一緒に暮らしていた頃。
今思えばその頃は、両親の愛情を、太陽の光のごとく一身に浴びていたのだ。
カテゴリーtrip

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です