LGBT東北 × OUT IN JAPAN

日曜日、早朝の『石巻ツアー』から始まり、『CLOSET IN JAPAN』 という座談会があり、その後、9時から11時過ぎまでかかって会場の設営があった。
月曜日、朝の7時半には会場に入り、パネルの設営をして入場時間ギリギリの9時半になる。『震災とセクシュアルマイノリティ』というトークイベント。そして、写真家のレスリー・キーとミュージシャンのKI-YOが加わり、『東北地方とセクシュアルマイノリティ』の話になっていった。12時を境に、『OUT IN JAPAN』の撮影会が始まり、10時過ぎまでかかって103名のセクシュアルマイノリティのポートレイトを撮影会することができた。
今までの『OUT IN JAPAN』の中でも最大になった仙台のイベントは、みんなのあたたかさに包まれながら大成功に終わった。それもこれも、東北のスタッフ、並びにボランティアの方々が30人以上集まってくださったからだろう。
東北の人は、最初とても人見知りだ。一見とっつきにくいとさえ思えるような人もいる。でも、それを越えて、徐々に距離が縮まってくると、少しずつ心を許しはじめ、温かい内面に受け入れてくれる。
この1年の間に、大阪、福岡、名古屋、仙台と続いた『OUT IN JAPAN』のレスリー・キーの撮影会も、残すところ東京での2回となった。
このプロジェクトは、ずっと昔に夢に描いていたことだった。その頃は、この国で、1000人のセクシュアルマイノリティの方々が、一緒にカミングアウトをしてくれることになろうなんて、思いもしなかった。
このプロジェクトを通じて出会った全ての人たちに、心から感謝している。
カテゴリーLGBT

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