Miele

今回、カーペットの家に引っ越しするにあたって、掃除機を買おうと決めていた。
前の家はフローリングだったので、クイックルワイパーなどを使い、あまり大きな掃除機は必要なかったのだけど、カーペットではマメな掃除機がけが必要だからだ。
僕は、迷うことなく『Miele』を選んだ。
派手に広告しているダイソンではなく、他の日本のメーカーでもなく、ほとんど日本ではあまり知られていないドイツが誇るミーレ。
もともと家の冷凍冷蔵庫は、ミーレだ。
それは、日本のほとんどのメーカーの冷凍冷蔵庫のように、冷凍と解凍を繰り返す冷却の仕方ではなく、−18度まで一気に冷凍したら、そのまま冷凍してくれる。そのため、食材の持ちがとてもいいのだ。
その代わり、時々霜取りをしなければいけないのだけど、慣れてしまえば霜取りは、冷凍庫と冷蔵庫の整理のように思えて、かえってスッキリするものだ。
家に届いたミーレの掃除機で、カーペットの上を掃除してみると、グッと吸いつくようにカーペットを捉えて、物凄い勢いで吸い込んでいるのがわかる。
ミーレの掃除機は、年数が経過しても抜群の吸引力を誇り、なんと、20年は壊れずに使えるという代物なのだ。そう思うと、この値段も高いとは感じない。
機能に徹したドイツの知恵が集結されたこの堅牢な掃除機を、時々ほれぼれと眺めている。

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