トラブルが起きた時に。

8年ぶりくらいに引っ越しをして、正月の休みを使ってようやく片づいて来たのだけど、「引っ越しとは、これほど大変だったのか・・・」と改めて実感している。驚くことは、予測の出来ないトラブルが起こることだろうか。
◎引っ越し当日に、荷物をほとんど詰め込んで新居に来たら、ソファと冷蔵庫が大きすぎて上がらず、急遽方法を変えて、外からロープで吊るして上げた。普通ならば3万円くらいするクレーン車を頼むところだっただろう。(もうこのまま上がらないかと思って冷や汗が出た)
◎トイレを何気なく使っていたのだけど、暮れに旅行に出る直前にふと奥を覗くと、水(きれいな)がだだ漏れになっていた。(不在の間、家に入ってもらって無事に修理できた)
◎先日ここにも書いたけど、張り切って組み立てた洗濯機の上の棚が、サイズが合わなくてうまく洗濯機に入らず泣きたくなった。
◎OCNに予約をして、インターネットの工事をNTTにやってもらうことになり、仕事も半休を取り家で待っていた。すると、ひとりの工事人が現れ、配線をいじったあげく、突然、
「配線が困難なので、後ほど二人の作業員が現れます。そのあと僕も来れたら戻ってきます」
そう言い残して去って行き、1時間後に二人が現れ、家中配線を通す出口を探したあげく、
「線の出口が見つからないので、今回の工事はキャンセルさせてください」と言われて去って行った時には、開いた口が塞がらなかった。(未だにネットが繋がっていない)
トラブルが起こった時に人間の取る行動は以下のようなものだろうか。
→途方に暮れる。
→パニックになる。
→誰かを責める。
→泣く。
目の前で何か対処の出来ないトラブルが起こったとしても、そのことで自分の感情が嵐のように荒れたとしても、次に続く道がよくなることはあまり考えられない。むしろ、感情的になることで、悪くなることの方が多いかもしれない。
冷静に考えてみると、どんなトラブルが起こったとしても、そのトラブル自体によって、僕の人生のすべてを打ち消されたりすることはないということなのだ。
そして、今まで47年間生きて来て思うことは、大抵のことはどうにかなるということだ。
そう思えたら、ちょっとラクになれる。
そして、気持ちがラクになれると、自然と、解決の道が見えて来るのだ。

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