シューメーカーチェア。

久しぶりに椅子を買った。
WERNERのデンマーク製シューメーカーチェア。
元々は、靴職人が長時間座っているのに座りやすいように座面を削った椅子がデザインの土台になっているらしく、お尻にフィットする座面は、とても座りやすい。
なぜこの椅子を買ったかというと、玄関で靴を履くときに、毎回毎回腰をかがめるのがとても億劫に思えるからだ。
これは、僕が年をとってきたのもあるのだろうけど、そもそも西洋に似せて作られた日本のマンションの建築というのは、玄関から室内まで高低差がほとんどないため、靴を履いたまま室内で生活するにはいいのだけど、実際に日本のように、玄関で靴を脱いだり履いたりするのには適していないのだ。
どんな人も、玄関で靴を履くときに、よっこらしょっていう感じになるからだ。
ずっと玄関に低めの椅子を置きたかったのだけど、引っ越しにより少し玄関に余裕が出来たので、思い切って買ってみた。
木の触感も素晴らしく、玄関で靴を履くときに、毎回毎回惚れ惚れとしている。
そして、家に遊びに来てくれたお客さんにも、「あ、その椅子で靴を履いてみて!」というと、とても喜んで椅子を使ってくれる。
そんな姿を見ながら、本当にいい買い物をしたと思っている。

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