毎日でも食べたいお昼ごはん。

前にもここに書いたことがあるかもしれないけど、三田のプロダクションに打ち合わせに行って、丁度ランチの時間になると、僕はたいてい『三味』に行く。
聖坂に面した小さな店には、お昼時に周りで働くサラリーマンたちが集まる。
お店は、おじいちゃん、おばあちゃんとその息子さんお嫁さんの4人でやっていたのだけど、この頃はおじいさんを見かけない。
メニューは、刺身、焼き魚、煮魚とその日の魚で限られているのだけど、この魚が本当に美味しいのだ。
僕はいつも、鯖の塩焼きにするのだけど、それに刺身を半盛りと納豆をつけてもらう。
ここの焼き魚がなんでこんなに美味しいのかと不思議に思って見ていると、あらかじめ焼いておくということをしないで、お客さんの注文でゆっくりと焼き始めるからだろう。
焼き上がった鯖を口に入れた時の幸福感と言ったら、言葉で説明しがたいのだけど、なんというか、胸のずっと奥の方で、『ああ、美味しい…』という思いがこみ上げてくるのだ。
刺身の蛸も、柔らかく噛み応えがあるのだけど、なんとも言えず美味しい。
そして、お腹いっぱいになって帰る時に、またこの店に来て、ランチを食べたいと必ず思うのだ。
僕はこんな、焼き魚定食のようなランチならば、毎日食べたって構わないと思う。
★季節料理 三味
03-3455-3030
東京都港区三田3-4-6
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13038402/

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