保津川下り。

よくしゃべる船頭さん

トロッコ列車

おでんや焼きイカを舟の上で食べられる

京都で丸々1日あるので、L&Jカップルと4人でどこに行こうかと、ずっと前から思い悩んでいた。
京都には、桜の名所と同じように、紅葉の名所が町中の至る所にあるからだ。
せっかくシンガポールから京都に来たのだから、「ああ、やっぱり京都と言うのは別格だなあ…」というくらいの感想を持ってシンガポールに帰って欲しいじゃないですか。
そこで、散々悩んだ挙句、レンタカーを借りて嵯峨野に行くことに決めた。嵯峨野には電車でも行けるのだけど、彼らの王様体質とその後の行動を考えて車での移動にした。
タクシーの運転手さんからは、絶対に10時半までに入ってくださいと言われていた。嵯峨野へ向かう道が、ところどころ土日は規制が入るらしいのだ。
JR嵐山嵯峨野駅のそばに車を止めて、今度はトロッコ列車の長蛇の列を横目に亀岡まで向う。亀岡駅からは歩いて10分くらいで船の乗り場が見えてくる。
用紙を記入してひとり4100円払って少し待つと、番号が呼ばれて舟へ。亀岡から嵐山まで、およそ2時間をかけて川を下ることが出来るのだ。
四人掛けの二列目の席に座り、いざ、出発すると、船頭さんがところどころで面白おかしく解説をしてくれる。
急流では歓声が上がり、遠くの山々を臨みながら、愛宕山の解説が入る。
舟は川底の石に時々あたりながら、岩岩に囲まれた細い流れの中を舵を切ってすり抜けて行く。
山々は、例年よりはよくない紅葉とはいえ、晴れ渡る空に黄色や赤の紅葉が鮮明に燃えているように見えて美しい。
途中、猿が水遊びをしているところでは、LもJも歓声を上げた。
渡月橋の船着き場に着く前には、おでんや焼きイカを舟の上で買って食べられるサービスもあって、彼らも堪能してくれたようだ。
その後、竹下通りかと見紛う人をかき分けて、常寂光寺、二尊院へ行き、美しい京都ならではの紅葉を目に焼き付けた。
冬は寒いので屋根やカバーをつけるらしいが、保津川下りは春から秋が最高に楽しめると思う。
★保津川下りhttp://www.hozugawakudari.jp
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