渋谷区で、『同性パートナーシップ証明書』発行。

念願の『同性パートナーシップ証明書』が発行され、友人であるK&Hカップルが、晴れて第一号となった。
ハチ公は虹色のタスキをかけ、テレビでもネットでも沢山のニュースに取り上げられたようだ。
夜になり、神宮前二丁目ファミリーがイロドリの2階に、K&Hカップルの証明書を仲間同士で祝うために集まった。
そこには、Hのお父さんとお母さんもお見えになり、みんなと一緒に感動を味わった。
証明書を実際に見てみると、なんとも感慨深いものがある。区が認めた紙切れとはいえ、きちんと書かれたふたりの名前と、そのふたりの関係を認めると書かれた文字を見ていると、日本もここまで来たのだなあと思ったのだ。
こんな紙切れ、なんの法的な効力もない。そういう人もいるのは知っている。
でもどうだろう?
この渋谷区や世田谷区のことが日本中で話題になり、携帯会社や保険会社など民間企業にも次々と変化が見え始めた。
ライフネット生命保険が真っ先に名乗りを挙げて、第一生命、日本生命までもがこの証明書を生かしてくれると言い出したのだ。
どんな国の変化も、最初は小さなところからだったに違いない。この国に同性パートナーの権利が平等に認められていくためには、これからまた、みんながそれぞれ、自分たちに出来ることをコツコツと積み重ねていくしか道はないのだろう。
ふたりの幸せそうな顔を見ながら、それをともに喜び祝える仲間たちと美味しい祝杯を挙げた。
カテゴリーLGBT

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