ワシントンD.C.からの友人。

Ryanに会ったのは、3年前、ニューヨークに行くついでにワシントンD.C.に立ち寄った際に、友人にワシントンD.C.在住の友人ゲイを紹介してもらい、町を案内してもらったのだった。ワシントンD.C.は、思っていた以上に居心地のいい町で、レストランやバーが充実していて楽しい町だった。
Ryanは40歳くらいの韓国系アメリカ人。恋人のTonnyは50代半ばの白人で、もう15年くらいつきあっているのだろうか。
ふたりは、Ryanの仕事の都合により、ワシントンD.C.からニューヨークに拠点を一時移したのだけど、ニューヨークだと結局Tonnyの仕事が見つからず、よくよく話し合った末にふたりはやはりワシントンD.C.に戻り、週に3回Ryanがニューヨークに出てくるということで落ち着いたようだ。
彼らに限らずゲイのカップルは、将来を考えた時に、常にお互いの仕事をどうやって折り合いをつけてゆくか、どこで暮らしてゆくか、どちらが仕事の場所を変更出来るか、あるいは、どちらがキャリアを犠牲に出来るか・・・といった問題が立ち上がり、それぞれに解決策を探していくように思う。
Facebookでは、毎日のようにふたりのやり取りが見て取れる。たとえばこんな感じ。
「honey、それは素敵なものを見つけたね!」
「my honey、日本の滞在を楽しんでね!」などなど・・・
ゲイのアメリカ人カップルって、恋人のことを”honey”とか、”my honey”とか書くんですね。知らなかった・・・超恥ずかしい・・・!
僕に会うということを知ったTonnyからすかさずメッセージが入る。
「日本に滞在中は、くれぐれもRyanのことをよろしく」
「帰ってくるhoneyに会いたいよ」
Tonnyを見ていると、何があってもRyanの一番の見方であり、保護者であり、盾であるように思える。
愛のある人は、無敵なのだ。
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