和食 こんどう

お造り

鱧と松茸のお吸い物

甘鯛の天ぷら

東京ではなぜか、なかなか和食を食べたいと思わない。それは、美味しい割烹料理店はあっても、東京だとたいてい3万円くらいするからだ。
それに、和食はやはり、京都にはかなわないと思っているから。
『和食 こんどう』のことは、ここにも4回くらい書いているのだけど、7000円から満足のいくコース料理が食べられるのが魅力だ。(本当は、5000円くらいで食べられたらうれしいのだけど…)
『とれたてイクラと焼き茄子』は、この時期ならではの表面がプチプチしていない柔らかなイクラを頬張った。
『お造り』は、長崎のクエ、鯛の昆布締めなど。
『合鴨』は、柔らかい。
『鱧と松茸のお吸い物』は、松茸の香りを閉じ込めたような一椀。
『秋刀魚の肝醤油和え』は、微かに肝の渋みが活きている。
『甘鯛の天ぷら』は、甘鯛の仄かな甘みを愉しませてくれる。
『松茸ご飯』をいただき、日本の秋を満喫した。
日本料理が世界一だと思うのは、単に食材が美味しいというだけではなく、季節をぎゅっと濃縮させているかのように感じるからかもしれない。
初秋を感じる料理は、身体だけでなく、心にもしっかりとしみ渡るようだった。
★和食 こんどう
03-6457-8778
東京都新宿区荒木町8 ネモトビル 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13150477/

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