いちじく。

先日、『おもと』のことをここに書いたら、それを読んだぺんぺん草のひろしさんに、「あれじゃあ、わたしがまるでおじいさんみたいじゃない!」と言われた。
「あれ?おばあさんだったらよかったの?」
とも思ったのだけど…11月に69歳になるひろしさんは、自分はまだまだ若いつもりでいるようなので安心した。
先日のコペンハーゲンでもそうだったのだけど、ヨーロッパの町を歩いていると、時々コンテナに植わった『いちじく』を見かける。
オリーブや月桂樹もよく見かけるのだけど、いちじくは、その葉っぱの形が特徴的で、古代エジプトの壁画にも描かれているとても古い植物だ。またアダムとイヴにも出てくるためか、ヨーロッパの人にとってはとても馴染みのある植物なのかもしれない。
本来大きな木であるいちじくを、コンテナで剪定しながら小さめに育てると、四方に広がる特徴のある美しい葉のためか、なんとも言えない優雅な印象を受ける。
先日散歩をしていたら、神宮前のFUGAで、丁度いい感じのいちじくがあったので買って来た。
緑色の光沢のある鉢を買って植え替えてあげたら綺麗だろうなあと思いながら、買って来たいちじくの木を飽きずに眺めている。
いちじくは、無花果と書くように、花がないと言われているけど、先ほど調べてみたら、なんと花は、果実の中の赤いつぶつぶのことらしい。外からは花が見えないとのこと。不思議ですね。

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