温かいスープ。

土曜日に何軒かお店をはしごしていて、最後の店でカウンターに座って友達と話していた時に、なぜか急に意識が遠のいて、後ろに椅子ごとバッターンと倒れてしまった。幸い、頭は強く打たずに済んだものの、店中が騒然となった。
今日は、大事をとって念のため家でゆっくりと休養していた。
妹のGと弟のFが心配して、何度かLINEをくれていたのだけど、夕方になってゆっくり回復してきたから大丈夫だと返信していた。
そして、先ほどベッドで本を読んでいたら、Fから電話が入った。
「irodoriで、スープ作ってもらったんで、持って来ました」
ドアを開けると、スープを持ったFが立っていた。
「もっちゃんが作ってくれました。明日食べてもいいと思うので…」
じっくりと煮込まれたお肉の味わいと、やさしい豆腐、レモンの酸味のおかげで食欲がなかったにもかかわらず食べ進むことが出来た。
身体が弱ると、心も不安になるものだ。
昼間からKが心配してくれていたけど、大分からはさすがに駆けつけることもできず、LINEでのやり取りを続けていた。
ひとりで暮らしていても、FやGがそばにいてくれるし、irodoriのスタッフがこんな風に気にかけてくれる。
僕にとって神宮前二丁目は、家族のように温かい町なのです。
ありがとう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です