纐纈

ウニと魚と翡翠豆

アワビと海老のしんじよう

琵琶湖の稚鮎

『纐纈』と書いて、『コウケツ』。大将の名前のようだ。
北新地にある店は、カウンター6席、掘り炬燵4席の小さな店。30代であろう大将ともうひとり若い男性ふたりで料理を切り盛りしている。
急に大阪に来て、「この店は美味しそうだなあ…急に予約しても無理だろうなあ…」と思いながら電話をすると、丁度いい具合に一席だけ空いていた。
結論から言うと、とても美味しい店だった。ワインの品揃えも泡から赤まで素晴らしい。日本酒も珍しいものが飲める。
料理は、基本的にはお任せ1万円だけど、遅い時間は適当に頼むことが出来るようだ。
先付けにウニと魚、翡翠豆にパプリカで、気合が入っているのがわかる。和食というより、創作和食だろうか。
桜海老と青のりは香ばしく、お造りは和歌山のマグロ、長崎のイカ、広島のカレイとどれも素晴らしい。
アワビと海老のしんじようは、干しこで出汁を加えてあり独創性あふれる一品。
琵琶湖の稚鮎は新鮮で、驚くことにスッポンの黄ニラ炒めにスッポンスープが出てきた。
松坂牛のもとになったという熊野牛に、のどぐろの煮物、〆は5種類から選ぶことが出来て、蕎麦も透き通っていた。
またすぐにでも再訪したいと思う、素晴らしい店。
★纐纈(こうけつ)http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27082391/

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