タックス・ノットの夜。

『OUT IN JAPAN』プロジェクトを始める時に、先ずはタックス・ノットのタックにプロジェクトのことを話しに行った。タックに譲り受けた『OUT IN AMERICA』という写真集は、背景があって、その人の仕事などが記載されており、その人の生き方が感じられる写真集。
そして、今回の『OUT IN JAPAN』は、完全なポートレイトなので少し見え方は違う。(その人の仕事などの情報は24日に本サイトが出来たら見ることが出来る)
その後『OUT IN JAPAN』のそれぞれの写真が解禁になり、みんながSNSに上げ始めて、ティザームービーが公開されて再生回数が一気に1万回を超えた。
再びタックス・ノットを訪れると、タックは、SNSにあげた僕のポートレイトは見たけど、ムービーはまだ見ていなかったので、みんなでムービーを見始めた。http://outinjapan.comするとみんな興味津々で、「この人はトランス?」「この人はビアン?」「これ俺のタイプ!」といった感じで、見入っていた。
そのうちに、僕の出てくるシーン(実は僕は一人だけあることをしている)でみんなが爆笑した。「やだ!なんなの?あんた自分で編集したんでしょう!いやらしい!」
何度かムービーを流しては、僕のシーンでみんなに爆笑されて、僕も大笑いしているところに、僕の弟のようなFが到着、少しして妹のようなGが到着、店は一気に、『渋谷区同性パートナー条例』や『OUT IN JAPAN』の話で盛り上がりを見せた。
その後、三人でBridge、そして伏見さんの店に行き、夜中の3時頃、タックからLINEが入った。
タック「悩殺王子、キャプチャー成功!」
それとともに、僕のある仕草をしているキャプチャー写真が来た。
僕「そんな写真、お客さんに見せないで!」
タック「無理です」
今夜もタックス・ノットでは、僕の変な写真をみんなで見て笑っているかもしれない。
僕が何よりもうれしかったことは、タックがこのプロジェクトの考え方に賛同してくれていることだ。2020年までに10000人という大きな目標を掲げたのはいいけど、この先この国でカミングアウトプロジェクトがどこまで広がるかはわからない。
でも、このプロジェクトによって、一人でも多くのセクシュアルマイノリティが勇気を持てるようにと願っている。(24日の本サイトアップをお楽しみに!)
カテゴリーLGBT

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