Mとランチ。

3種類のカレー

スペシャルのタンドール

隣の会社に勤めているゲイのMは33歳。27歳くらいの時から知っている妹のような存在だ。久しぶりに「部署も変わって時間も出来たので、ランチに行きましょうよ。」ということでランチに。
銀座の外れにある『カイバル』は、タンドール料理が美味しいインド料理屋さん。夜は夜でカレー以外の料理が美味しいのでワインと合わせてゆっくりインド料理を堪能出来る。
一通り近況や世間話が終わると、Mは僕の行っているジムの話を色々聞き始めた。
「そもそも、なんでただしさんがジムなんかに行こうと思ったの?」
僕「20代半ば過ぎるくらいから、何もしていないと人間は筋肉が年に8%くらいずつ減っていくんだよ。自分の父親が70歳で亡くなった時に、とても小さくなってしまっていて、いつかそんな時が来るとしても、自分はまだあんな風になりたくはないなぁと思ったんだ…」
僕「それに、いくつになっても、普通にスーツとかきれいに着ていたいなあと思って…
誰かにモテたい…とかではなくて、自分できれいにしていたいなぁ…って言う感じかな…」
それを聞いてMは笑い出した。
M「…自分が綺麗でいたい…」
僕「そもそも、なんで俺にジムのことなんか聞くの?もっと体育会系のゲイに聞けばいいじゃん!」
M「いや、体育会系のオカマの話を聞いても役に立たないから、文化系オカマ代表に聞いておきたくて…」と言って大笑いしていた。
僕が出会った20代の頃のMは生意気で、痩せていたし身体のことなんか気にすることなどなかったに違いない。
それが33歳ともなると、自分の身体も20代の頃とは様子が違ってきたことを、認めざるを得ないのだろう。
数ヶ月後に、成果を出した身体になってまた会おう!と言ってわかれたのでした。
★カイバルhttp://dhabaindia.com/khyber/
カテゴリーgay

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です