串カツ 凡 北新地 & 梅田はがくれ本店

ズッキーニにフォアグラ

ウニとキャビア

天ざるうどん

特になんの予定もなく大阪に来たものの、ただでは帰れまい。(せめて何か美味しいものでも食べて帰らねば…)
『串カツ 凡』は、ミシュランの星を持つ北新地にある串カツ屋さん。なかなか予約が取れなかったのだけど、不意に行くことが出来た。
長い14席からなるカウンターには、真ん中に銅の美しい揚場がある。煙突のように天井に突き抜けているため、空中に舞った油が無駄に客席に行くことを抑えている。
清潔な店内と計算された食器そして美しいトイレは、さすがミシュランと思わせる。普通に串カツ屋さんで想像する油っぽい感じは皆無だ。
蟹のツメから始まり、京都の生麩、ズッキーニに大根おろしそしてフォアグラ、ウニの上にキャビア、胡麻豆腐、柿を揚げて生ハム…取り入れている食材の妙と豊富さに驚かされる。
温かみがあり、丁寧な接客も申し分ない。食材に関する質問にもとても親切に答えてくれる。普通の串カツ屋さんの5倍くらいする値段かもしれないけど、食通に人気があるのがわかる。(きっとこういう店は大阪人には受けないだろう)
庶民的な串カツを、趣向を凝らした一品料理にまで高めた料理人の勝利とも言うべきか。パリと銀座にも支店があるそうだ。
★串かつ 凡 北新地http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27016793/
いつも並んでいる梅田の第3ビル地下二階のうどん屋さん『はがくれ』は、大将はじめ、店員さんの温かい接客にほろっとさせられてしまう。
うどんはかなりコシのある讃岐系うどん。生醤油で食べるのが一番美味しいと言われている。
生醤油のお客さんには、醤油を2回転半かけるように、混ぜないで食べるように…うどんによって、食べ方が違うので、とても丁寧に教えてくれる。
僕の頼んだ天ざるうどんも、うどんが来たらすぐに食べられるようにと、薬味ももう入れた方がいいなどとお節介をやいてくる。
すべては自分たちの提供するうどんを、お客さんに一番美味しい状態で食べてもらいたいというお店側の親切心だ。
食べ終わって帰る頃には、また来たいなあ…と思わせてくれる温かい大将。
★梅田はがくれ 本店http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000352/

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