からだとこころ。

実は毎年のことなのだけど、11月から12月になると旅行や仕事の忙しさでジムに行く足が遠のいてしまう。今年は9日間カナダに行っていたため、およそ1ヶ月間ジムに行かずに過ごしてしまった・・・。
筋肉自体は、1ヶ月間重い負荷をかけることを休んだとしても、日常生活を続けていれば全体としての量は損なわれないということが証明されているらしいけど、身体に全体的に張りがなくなってきたという実感は騙すことが出来ない。
長く休むと、次にジムに行くこと自体がより億劫になる。そこで怠惰な気持ちに鞭打ち、新年はじめのジムに行って来た。
案の定、肩甲骨は硬くなり身体が全体的に重いので、今日は部位別ではなく身体全体の可動域を広げることを中心にトレーナーと1時間身体を動かした。(いつもは週に3日間、胸の日、背中の日、肩の日と分かれている)
運動をすると、呼吸とともに筋肉、関節、肩甲骨など、自分の身体の一部に意識をぐっと集中することができる。運動後は、全身に疲労感を感じるけど、それは細胞を再生させるために身体の中がダイナミックに動きだした証。運動のせいでしばし日常の思考から離れていた頭は、また違ったアングルで物事を捉え直す機会を与えられる。
お正月、久しぶりにずーっと東京の家で過ごした僕は、本を読んだり、掃除や料理なんかをしていたのだけど、家にいてどんなに心地よい日であっても、昼間は一度外に出て太陽に当たるように心がけた。
身体が外の風に触れ太陽にあたることで、身体全体が喜び細胞が活性化される気がする。風は身体だけではなく心にもそよぎ、太陽はじんわりと心まで温めてくれる。
気分が少し停滞していると感じた時は、身体を動かしてみるといいかもしれない。急に違う考えが浮かんだり、もしかしたらほんの少し気持ちが軽くなることもあるだろうから。
そしてもしも冬の寒さで心が縮こまってしまったら、散歩をしたり、太陽にあたったり、そうでなければお風呂に入るだけでも身体に刺激になり、じんわりと温めてくれると思う。
からだとこころは、つながっている。
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