オタワ観光。

国会議事堂(ヨーロッパみたい)

リドー運河(世界遺産。冬はスケートリンクになる)

国立美術館からの眺め

トロントからPORTERの飛行機に乗ってオタワに着くと、➖13度ということだった。
案内をしてくれるミッキーさんが言うことには、体感温度は➖17度くらいでしょうとのこと…。なんでもオタワは、世界で最も気温の低い三大首都だという。因みに低温三大首都は、ウランバートル、オタワ、モスクワだそうだ。
今回、厚手のダウンを買おうかと迷い東京で店を見て回ったのだけど、10万前後することと、「東京では着ることがないだろうなあ…」と思い、普段東京で着ている洋服で来た。
この日の上着は紺のダッフルコート、中にはTシャツの上に厚手のセーター、コーデュロイのパンツ、マフラーを巻いて、毛糸の手袋、毛糸の帽子、ブーツ。(僕はユニクロのヒートテック類は着ない)
国会議事堂、リドー運河、ノートルダム大聖堂、国立美術館、バイワードマーケットスクエア…耳は切れそうで、顔は強張り、目は赤く充血して来る…。「なんだか、寒さの刑にあってるみたい…」
➖13度の中歩いていてわかったことは、寒いのは結局身体の中でも肌が露出している顔や耳や頭であって、洋服を着ている部分ではないことだった。そして、時々入るショッピングモールでは、暖かいということだけで、どれだけ幸福なことなのかをしみじみと感じさせられた。
後でオタワ在住の人たちと食事をしながら、寒さで死にそうになったと話したら、「カナダ人はそれぞれ、俺はこないだ北に野生動物を見に行って➖40度で目が痛かった…私はこないだ➖38度で鼻が凍っていた…などと、みんながどんなに寒かったかという極寒経験自慢をしたがるんだよ…」と言って笑っていた。
オタワのように➖30度なんて日がざらにある場所でも、人間は働き、毎日生活をしていることに、なんだか妙に感動させられてしまったのでした。
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