トルコライスとスパゲッチー。

トルコライス

スパゲッチー

B級グルメ担当であるKは、またしてもトルコライスが食べたいと言っていた。
トルコライスとはトルコの食べ物ではなくて、あくまでも日本発祥の料理。Wikipediaによると、「豚カツ、ピラフ、スパゲティなどを一皿に盛った料理だが、トルコでは炭水化物が同じ皿に盛られる料理は通常考えられず、イスラム圏では豚を食べることはタブーである」とある。
今回は、思案橋にあるビストロにお邪魔して、ちょっと変わったトルコライスを頼み、僕は『長崎スパゲッチー』という名前に惹かれて、『スパゲッチー』にしてみた。スパゲッチーは、お店の人は「フェットチーネみたいでしょ?」と言っていたが、どちらかというと「稲庭うどん」に近いと思った。笑
スパゲッティが日本に伝えられたのはいつか調べると、Wikipediaでは、「1928年、日本で初めての国産スパゲッティ「ボルカノ」は兵庫県尼崎市南塚口町(現在のピッコロシアター)にあった高橋マカロニ(髙橋胖氏)によって製造された」となっているけど…
店にあったポスターによると、『長崎スパゲッチー』は1883年頃、フランス人宣教師であるマルク・マリー、ド・ロ氏によってマカロニ工場が作られ、村人に伝えられていたらしい…。
様々な国の食文化の知恵が日本でアレンジされて洋食を生み出したように、古くから外国の文化が入り混じっていた長崎では、今でもトンポウロウなどを含む卓袱料理や、トルコライスなど不思議な食べ物に出会うことが出来る。
★ビストロボルドーhttp://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000146/

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