マダム・マロリーと魔法のスパイス

ヘレン・ミレンが出ているというので楽しみに観に行った映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』。美味しそうな匂いが画面全体から立ち上がってくる映画だった。監督は、『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』のラッセ・ハルストレム。
マロリーは夫に先立たれてから、長年独りでミシュランの星付きレストランを切り盛りしている。彼女の人生のすべては、このレストランに捧げられている。
ムンバイでレストランを経営していたインド人一家が、ある日フランスの田舎の町に引っ越して来て、マロリーのレストランの向かいに居を構えることになる。
向かい合うレストランの対立、フレンチとインド料理の対立が、少しずつ崩れはじめる・・・。
映画の作品としては残念ながら評価の出来るものではない。スピルバーグが制作に関わっているからか、アメリカ的なご都合主義というかあらゆることがうまく出来過ぎている。ただ、食べることが好きならば、最後まで楽しんで見届けることが出来ると思う。
★マダム・マロリーと魔法のスパイスhttp://www.disney.co.jp/movie/spice.html

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