オルテガのベスト。

グレー、白い、赤、青、4枚持っている。

昼間は晴れると27度と暑く、朝晩は15度に近づいて来たこの頃、着るものに困ることがある。
秋物のジャケットだとかさばるし、まして夏物ジャケットなど、ゲイは間違っても10月に着てはいけない。
そんな時重宝するのが、ベストだろう。僕がよく着ているのは、『オルテガのベスト』。
『オルテガのベスト』は、ニューメキシコ州チマヨにあるオルテガ社で作られている。一つ一つが職人の手織りで作られているため、そのどれもが模様が違っている一点物なのだ。目の詰まったウールは、着ているだけで身体を温めた状態に保ってくれる。
実はこの『オルテガのベスト』、僕は高校生の頃から身につけていて、25年以上になろうとしている代物だ。
高校の頃から変わらず身につけているものは他にもあって、靴のAlden、スニーカーのNew Balance、Pendletonのシャツジャケット、Boubourのコートなど、いくつもある。
一生のうちに、好きになるものは限られている。
身につける洋服だってきっと数えることが出来るだろう。取っ替え引っ替え新しいものに手を出す時期もあったけど、結局いつか、自分の好きなものに帰ってくる。
この先も変わらず、本当に好きなものを、たいせつにずっと身につけていきたい。

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