増える家族。

先日夕方、そろそろご飯を作ろうかと思っていたら、弟のようなFから電話が鳴った。
F「姐さん、今どちらにいらっしゃいますか?
もし二丁目で飲んでいたら、今イロドリのスタッフと二丁目に来てるので、ご一緒にどうかと…」
僕「今、家だけど、それならちょっとそっちに顔出そうか?」
タクシーで二丁目に向かうと、すでにみんなはビアンバー『Gold Finger』に入っていた。ここは月曜日はオナベを中心にミックスの日のようだ。
周りを見回して見ると、誰がトランスジェンダーなのかはまったくわからない感じだ。
その後、7人を引き連れてゲイバーの『Dragon』へ。基本的にゲイバーは、女性の入れる店が少ないのだけど、Dragonは外国人も多くミックスのゲイバーだ。
暗くブルーライトの光る店内で、ゲイバー初体験のスタッフの女の子たちはきゃあきゃあ言ってはしゃいでいた…
イロドリが出来てから、僕にとってまた、新しい家族が増えた。
それは、年下の友達のようでもあるのだけど、時々顔を見に行って、元気にしているかな?と思う弟や妹のようなものだ。
彼らも僕を見ると、「ねえさん!」と声を上げる。(本当は、お兄さんがよかったのだけど、なぜかねえさんと呼ばれている)
疲れて帰って来ても、イロドリを覗くとやさしい笑顔に会える。
それは、馴染みの店というよりも、何か家族的な温かさだ。
カテゴリーLGBT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です