アゲンスト8

アメリカでは、今でこそ同性婚を認めている州がどんどん増えているのだけど、一度は同性婚が合法化されたカリフォルニア州で、2008年、結婚を男女間に限定する州憲法修正案『提案8号』が通過して、事実上同性婚ができなくなった。この『提案8号』を人権侵害として州を提訴したゲイのカップルとレズビアンのカップルのドキュメンタリー映画。
二人の敏腕弁護士をつけて、平等の権利を勝ち取るために法廷で戦う彼らの姿は、我々すべてのセクシャルマイノリティを代表していた。
彼らの戦いがあったからこそ、今のアメリカがあるのだし、今の我々日本のセクシャルマイノリティも少なからず影響を受けているのだ。
法廷で、恋人のことを自分以上に愛していると語った男性の言葉を聞きながら、涙が溢れて止まらなかった。
この素晴らしいドキュメンタリー映画が、いつかもっと広く日本において公開されることを願うばかりだ。
★http://thecaseagainst8.com
カテゴリーgay

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です