希望の鳥。

生きてゆくことは、順風満帆な時ばかりではないということを、先日のY&E夫妻から聞かされた。
いつも幸福そうに見える人や家庭であっても、人知れず困難な時を過ごしていて、人生とはまさに、『山あり谷あり』なのだと・・・。
これから僕が生きてゆく人生で、山であれ谷でもあれ、どんな時でも『希望』がありますように。そんな言葉とともにこの希望の鳥『LOA』をいただいた。ピンク色の帽子の色は僕のイメージだそうだ。笑
長く厳しい冬を過ごすアイスランドで、『LOA』という千鳥は、春になると太陽と夏を運んでくる。そのあたたかな存在、さえずりや愛らしい姿が、雪と悲しみを洗い流してくれると言われている。
2008年に経済危機により国中が失意のどん底にあった時に、陶芸家のインガ・ホスクルズドッティルは、人々の心に太陽を取り戻したい。悲しみを洗い流し元気になって欲しいと願い、『ロア』を作ったそうだ。
この、一つ一つ手作りの『LOA』は、アイスランドの変わりやすい天気のために手編みのニット帽をかぶり、黒い斑点は火山の国を表している。
人間は、姿も形もないものに名前をつける。
『希望』
なんて美しい言葉だろうか。

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