玄琢。

赤坂五丁目交番の近くの小さな路地を入ったところに、とんかつ屋さん『玄琢(げんたく)』はある。
赤坂へは、いきつけの美容室があるのでちょくちょく顔を出すのだけど、その美容室のみんながすすめてくれるのではじめて行くことが出来た。
ご夫婦でやっているお店は、大将が身体を壊してから、しばらくお店を閉めていたのだけど、最近またランチのみオープンするようになった。大将の身体の具合が悪いときはお休みだし、15時までの営業になっているけれども、大将があまりにも疲れてしまっていたら、早めにお店を閉めてしまう。
僕は、とんかつ自体ほとんど興味がないし、1年に1度食べるか食べないかだと思うのだけど、ここの『厚切り』をいただいたら、大きいのに脂っこくなくてさっぱりしていて、それでいてお肉の味がぎゅっと凝縮されていて驚いてしまった。
4センチ以上ありそうな厚みのある『厚切り』をオーダーすると大将が、「10分以上かかるけどお時間いいですか?」と聞いてくる。待つこと10分。分厚いかつに山盛りのキャベツが盛られてくる。奥さんが、「お塩も美味しいですよ」とすすめてくれるので、塩を振って食べてみると、豚肉のうまみがより一層感じられる。
ひっそりと小さな路地に佇む『玄琢』。ご夫婦でやっているこんなこだわりの店は、そうそうどこにでもあるわけではないだろう。この先、大将が元気なうちは、この小さな良店に時々食べに訪れたいと思う。
★玄琢http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13032178/

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