31歳とか32歳の友人たち。

31歳の友人Mと行きつけのイタリアン『EMILIAhttp://s.tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13099554/』で晩ご飯を食べた。
Mはずっと外資の金融で働いた後、会社をやめてフリーになった。
仕事の内容は、ネットを使った様々な分野に及んでいて、外国人向けの不動産から、生ハムやワインの販売まで一言では言えない幅の広さだ。
小さくても新しい企業を立ち上げるということは簡単なことではなくて、様々な横槍が入ることもあるし、いちゃもんをつけられることもあるようだった。
「今までは、会社に守られていたのに、今は僕個人の会社を潰そうとするかのような圧力さえかかることがあるんです・・・」などと、業界で生き残るためには熾烈な戦いが繰り広げられていることを語る。
それでも、大企業に所属している僕にとってみれば、Mの英断はかっこいいし、これからの日本は、こんな勇気のある若者が切り開いていくのだろうなあとうらやましく思える。
そして、ふと我に帰ってみたのだけど、僕の周りには、なぜだか急にこの31歳、32歳くらいの若者がたくさんいることに気づいた。
弟のように一緒に過ごしているFは32歳だったと思うし、irodoriのシェフのMOは31歳。irodoriを作ってくれたMIは32歳。その誰もが、僕がそばにいても尊敬してしまうような仕事ぶりを発揮していて、周りの人たちを明るく照らし輝き続けている。
「Tさんは、今の仕事はどうなんですか?これからどんなお仕事をされたいんですか?」
真っ正面から真剣にMに聞かれながら、「僕は、広告の仕事はもう一通りやったかなと思っていて、・・・会社にはこのまま居続けると思うんだけど、実は今後やっていきたいことがあって・・・」
まだ、誰にもはっきりと話していなかった将来のビジョンをほんの少し話してみる。
「31歳や32歳がこんなに夢に向かって生きているのだ。
僕ももう一度、自分の人生を新しく生きることができるだろうか・・・」

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