メニューできました。

いよいよ『irodori』は、通常営業がはじまりました。
当分の間、18時から24時(23時ラストオーダー)という営業時間になります。
メニューは沢山考案された中から厳選された25品。どの品も『irodori』ならではの独創的なお料理になっているのは、『irodori』のメニュー構成を考えてくれているもっちゃんが元々フレンチの出身ということもあり、味の骨格を作ってゆく時に熟考され何度も何度も試食を重ねて今までになかった一品になるから。料理の開発を手伝ってくれているさのちゃんも、センスのいい不思議なアジアンを提案してくれます。
その中でも絶対に食べて欲しい一品が、『フレッシュハーブのグリーンカレー』。東京のタイ料理屋さんで食べるグリーンカレーって、どれもおんなじ味がしませんか?それはおそらく、どこの店も業務用のグリーンカレーペーストを使っているから。簡単だし、コストのことも考えてのこと。
『irodori』のグリーンカレーは、新鮮なバイマックルーやレモングラスやカーを、乳鉢でたたき、潰し、ハーブそのもののチカラを使ってペーストを作っているのです。
僕も以前にバンコクへ旅行に行った時にタイ料理教室に通ったのですが、レッドカレーペーストを作る際に、当たり前のように新鮮なハーブ類を乳鉢でたたき潰すことから始まります。『irodori』のグリーンカレーも手作りのペーストのため、食べる時に香りが立ち上がり、すっきりとした辛みの中にほのかな甘みが感じられます。この甘みはパーム・シュガーを使っているから。食べた後にすっきりとしていて口の中に嫌な雑味が残らないのは、科学調味料にたよっていないためかもしれません。
この『フレッシュハーブのグリーンカレー』を、オープニングパーティーの時にスタッフが大量に作ったのですが、大量のハーブを乳鉢でたたき潰す作業は、おそらく、自分が奴隷になったように感じられるくらい大変な作業だったと思われます。
オープン初日、友人が連れて来られた方に、ほんの一口と思いこのグリーンカレーをオーダーしたのですが、「おいしい!おいしい!」と言って全部平らげていただけました。

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