夜明け。

2階のスペース

新店irodori のオープニングパーティー前夜の準備はやることが多すぎて、弟のようなFと妹のようなGは、真夜中から二丁目のママなんかに挨拶に行き、他のスタッフたちはそれぞれの作業を進めながら、僕は店の足りないものを考えたりしていた。
irodoriの開店準備は、このところ連日3時のような日々が続いていたのだけど、体力的に疲労感はあるものの、まるでみんなで文化祭の出し物を作っているような一体感と高揚感がある。
F と Gが戻って来て、お店を出たのが6時だった。
散り散りに別れてそれぞれ家に帰り、それでも3時間後には会う仲間たちに「おつかれさま」と言って別れたのだけど、空には雲一つなく、すべてを照らすように美しい朝日が差し込んでいた。
愛すべき仲間たちの丸まった背中を見ながら、なんて幸せな毎日なんだろう…と思った。

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