赤間茶屋 あ三五。

芝海老の天ぷら

春野菜の天ぷら

さらしなそば

福岡で、素晴らしい蕎麦屋を発見した。『赤間茶屋 あ三五(あさご)』は、蕎麦気狂いの大将がいる店。
そば懐石もあるらしいけど、昼だったので、お酒と適当につまみを頼むと、他の接客をしていた大将が来て、「適当につまみを出すから、ゆっくり飲んで!」と言う。
昔ながらの蕎麦屋さんが、現代にあったらこんな蕎麦屋さんになるのかもしれない。
『更科は、とても難しいんだよ。十割は誰が作っても簡単』
『うちのそばがきは最後に食べないと、味が口にまとわりついて後の蕎麦の香りがわからなくなる』
『芝海老の天ぷらは、タレのついていないもの。半分ついたもの。全部浸したものと楽しんで』
23歳から42年間、ずっと蕎麦一筋で生きてきた大将は蕎麦気狂いだし、明らかに変人だと思う。でも、それだけの食に対する情熱があるからこそ、この素晴らしい蕎麦屋が存在しているのだ。
ここへ食事に来ると、蕎麦だけでなく日本の食全般の勉強になるに違いない。
また、来月もこの蕎麦屋へ足を運びたいと思わせてくれる、東京にも長野にもない、本当に素晴らしい蕎麦屋だ。
★赤間茶屋あ三五http://s.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40003973/

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