セクシャリティ。

TOKYO RAINBOW WEEKのWEB用トップ画面の第2回目の撮影だった。
協賛していただいているgoogleやインターバンクの人々がグループで集まり、また、ドラアグのお姐樣方、そして、長いことLGBTそれぞれの業界を引っ張ってこられた大御所も集結した。
中には、この撮影をとても楽しみにしていたMTFの人。この撮影のためだけに、大阪から新幹線で日帰りでやってきたFTMもいたり、胸が熱くなる思いだった。
セクシャリティと一概に言っても、実ははっきりとゲイ、レズビアン、バイ、トランス、エックス、インター、などと簡単に分けることが出来ないものだと常々思っている。
たとえばビアンとFTMの違い。単純に男として認識している人もいれば、その間で揺れ動いているビアンの人たちがいるからだ。実際には、手術して胸を取ってホルモン投与を受けた後に、やはり違うかもとまた女性になることを選ぶ人も多く存在する。
今回の撮影で気づかされたことは、多様なセクシャリティの人たちが集まると、実はもう、彼とか彼女なんて呼び方は誰がどっちかなんてわからなくなってしまうし、実はどうでもいいことのように思えて来てしまうということ。
そこに存在するコミュニケーションは、人間対人間であって、セクシャリティがどうのこうのは二の次になるということだ。
『いかなるセクシャリティであろうと、そこに善悪や優劣などなく、すべての人間は等しい存在である』
そんなシンプルなことを、改めて思い起こさせられた撮影だった。
ALL LOVE IS EQUAL
カテゴリーLGBT

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