生きているという実感。

実は、一ヶ月半くらいジムをさぼっていた。
筋肉は、一ヶ月何もしなくても、落ちることはないことは立証されているらしいのだけど…。
年末になると慌ただしく行けない日が増えて、正月に突入し怠惰になり、そのまま行かなくなってしまうのは毎年のこと。
そこで、思いきってトレーナーを変えてみた。
いつもトレーナーは、気持ちが清々しい人で選んで来た。1時間ともに過ごすのは、意外とトレーナーとの波長の問題は大きいと思う。
今回のトレーナーは、元レスリング日本代表。耳が潰れていて身体は僕の2倍くらい大きくて、腕は僕の脚くらい太い若者…。
それでいて、ちょっととぼけている感じがある。たとえば、ベンチプレスを13回やるところを、数えながら熱くなって早口になり、途中で一回分進んだりする…笑
それと、いちいちトレーニングする時に、筋肉の部位を意識するようにと言いながら、僕の身体を触って来るのもなんだかかわいい。
火曜日に一ヶ月半ぶりに軽くトレーニングしたら、翌日からずっと激しい筋肉痛が続いた。
金曜日にまたジムに行き、筋肉痛のことを話すと、トレーナーは目を輝かせながら我がことのように筋肉痛を感じて喜んでいるようだった。
筋肉が肥大してゆくメカニズムに筋肉痛は欠かせないことや、今日は肩をこのような順番で血流を上げて、全体のフォルムを整えて行きましょう…など、熱心に話してくれる。
そしていつも思うのだけど、この、筋肉痛を感じてる時って、『ああ、生きているなぁ…俺…』という実感を感じる瞬間なのだ。
ちなみに、激しい二日酔いの時にも、『ああ、生きているなぁ…俺…』っていう実感を感じるのだけど…笑
これからは、ジムに行くのも楽しみになって来たことがうれしい。
カテゴリーbody

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です