カシミア。

東京は、16年ぶりという大雪に見舞われた。一日中家にいたのだけど、降りしきる雪はとても綺麗だった。
寒い冬の日に、家にいる時でも着ているものは、カシミアのセーターだ。
カシミアのセーターは、5万くらい平気でする。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだけど、赤ちゃん用のシャンプーで、ぬるま湯で手洗いすれば、ほぼ一生持つというのも、カシミアの凄いところだ。
ある時イタリアでゼニアのカシミアのセーターを買って着るようになったら、もうカシミアが手放せなくなってしまった。
それ以来、普通のウールのセーターは余程のものでないと買わなくなり、冬のセールが終わりかけの頃に、2万円くらいで売られている残りもののカシミアのセーターを見つけて買うようになった。
あまり知られていないようだけど、カシミアのセーターは、素肌に着るものだ。
カシミアは、カシミア山羊の毛で、赤ちゃんの毛のように細く柔らかく保温性に優れている。細い毛は身体を暖かく包んでくれて、チクチクすることもないし、僕のように弱い皮膚でもかぶれることはない。
素肌に着たカシミアの感触もさることながら、時々手で触れるカシミアの感触を知ると、カシミアがますます手放せなくなるだろう。
写真は、この冬やたらと着ていたセーター。友達が家に来て写真を撮ってもらっても、だいたいこのセーターを着ているので、笑ってしまった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です