ウルフ・オブ・ウオールストリート

巨匠マーチン・スコセッシがレオナルド・ディカプリオと組んだ大作は、若干26歳にして年収49億円を稼ぐことに成功した実在の証券マンのぶっ飛んだ人生の話だった。
ディカプリオって、いつアカデミー賞を取るか…といった感じだし、Jエドガーとかで俳優としてもっと評価されるべきだったのだと思うけど、なんだか最近、ずっと似たような役ばかりやっている印象。今回もやはり、僕にはディカプリオそのものに見える…。『独善的でエキセントリックで、時々激情的になる役』
それから、僕自身がもともと証券や金融の仕事に疎いし、疑問を持っているからかもしれないけど、主人公の生き方がどうにも汚らしい…と感じてしまった。でも、生き方が綺麗とか汚いとかではなく、純粋にこのぶっ飛んだ大富豪の生き方を、感嘆を持って見つめ続けられたらとても楽しめる映画だろう。
3時間弱の大作は十分見応えがあるし、日本ではあり得ない、こんなはちゃめちゃで馬鹿げた生き方をした人が実際にいたのかと思うと、アメリカという国の懐の深さを感じざるをえない。
★ウルフ・オブ・ウオールストリート http://www.wolfofwallstreet.jp

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