ソウルガールズ

仕事で何度も行っているオーストラリアでは、未だに人種差別的な出来事がアジア人に対してもあるのを知っている。この映画ではじめて知ったことだけど、その昔、オーストラリアでは、先住民であるアボリジニの人たちを自分たちと同じ人間ではなく、他の動物と同じように扱っていたということだ。
アボリジニの居住区に暮らす女の子4人組がソウルシンガーとなり、ベトナム戦争で慰問に行く実話を元に描かれた映画。
はじめはカントリーミュージックを歌っていた女の子たちは、マネージャー役のクリス・オダウドに出会い、ソウルへの転身を余儀無くされる…。
このマネージャー役の『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』にも出ていたクリス・オダウドがとてもいい味を出していて、ダメ男だけど味わいのある笑顔に惹きつけられて、最後にはファンになってしまった…♡
映画全体としてとてもよく出来ていて、歌も聞きごたえがあるので最後まで楽しんで観ることが出来る。
人種差別を取り上げた映画だけど、ヘビーになりすぎずに観ることが出来る。この映画を機会に、アボリジニのことにはじめて関心を持つことが出来た。
★ソウルガールズhttp://soulgirls.jp/

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