I get along without you very well

家で料理をしながらNina Simoneのアルバムを聴いていたら、『I get along without you very well http://www.youtube.com/watch?v=_22tXp1g44U』が流れてきたので、久しぶりにつくづく美しい曲だなあ・・・とじんわりと胸に沁みいった。
この曲はHoagy Carmichael(1899-1981)が作ったもので、Hoagy Carmichaelは『Star Dust』『Georgia On My Mind』などで有名な作曲家。作詞もHoagy Carmichaelになっているけど、これは他の人の作詞ということだ。
歌詞は、「あなたがいなくても、生きていけるわ・・・」と言った、恋愛に破れた人の歌なのだけど、言葉の選び方や優しい言い回しがせつなすぎる。
曲自体は、Chet Bakerのバージョンhttp://www.youtube.com/watch?v=IgbPHTBiAVQがとても有名だけど、僕はこの、Nina Simoneの繊細なピアノと、壊れそうなヴォーカルが好きだ。(この曲が入っている『Nina Simone and Piano!』というアルバムも素晴らしい)
「春が来たら…心が二つに引き裂かれてしまいそう・・・」と歌うNina Simoneのこの曲のピアノの終わり方は、奇跡的な美しさをたたえている。

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