愛と尊敬。

『ぎん清』の招き猫。怪しい…

Y子さんという、65歳くらいで会社をやっている素敵な女性の友人がいるのだけど、僕が何かお仕事でお手伝いが出来たら…とお話を聞きに行き、その後、彼女の旦那Eさんも来て一緒に食事をした。
またしても、僕の家から2分くらいの蕎麦屋『勢揃坂 ぎん清http://sobaginsei.com/』へ。
日本酒を飲みながら色々な話をした。
ずっとロシアに統治されていたノルウエーの話や犬ぞりの話、青森の雪国の冬の町、悪趣味な目黒雅叙園の話、新しい国立競技場の建築の話…話は次から次へと尽きなかった。
ふたりがこれほど仲睦まじいのはどうしてなのだろうか?
会社でもバリバリ働いているY子さんは、頭もいいし、話の中で疑問を持ったりわからないことは、すぐにiPhoneで調べてきちんとした情報をつかむ努力家であり、好奇心旺盛、芸術や文化に幅広い知識を持っている。
建築家として有名なEさんも、芸術全般に詳しく、ご自身で絵も描かれている芸術家でもある。
食べることが大好きだったり、文化や芸術に対する好奇心の強さから、ふたりは様々な国や日本中を旅行していて、色々な経験をともにして来たことが、更にふたりの絆をしっかりと強めているのがわかる。
愛し合い、尊敬し合っているように見えるふたりを見ていると、こんな風に年を重ねて、ふたりで生きるカップルになれたらいいなあ…と思わずにいられなかった。
ふたりを見ていると、人間の最少単位は、『独り』ではなく『ふたり』なのかもしれないと思えるから不思議だ。

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