ぺんぺんのひろしさん。

昔はよく、ひろしさんと食事をしたのだけど、この頃は、芝居の後、年末に一回一緒に食事をしている。
食事をしながら話すことは、今年の芝居の話から、昔の芝居の話、来年の芝居の話、そして、もう会えなくなってしまった人の話…。
これから年をとって行く時に、認知症にならずにすむにはどうしたらいいか?とか、人に迷惑をかけない死に方はないか?とか…
僕がひろしさんに、「心配しなくて大丈夫だよ。ひろしさんが亡くなったら、新宿二丁目で鳥葬してあげるから!」と言うと、
するとひろしさんは、「カラスの餌にするのなんてやめて!あんたんとこに幽霊になって出ていくからね!」
僕は、「だって二丁目に捨てるゴミはないって言うじゃん!」
僕がひろしさんと前から約束していることは、ひろしさんが亡くなったら、僕の所にハッキリわかる形で出て来てくれるということ。幽霊が本当にいるかどうか、実証してくれる約束になっているのだ。
普通の食事屋さんで、そんな話をしながら、沢山笑った夜でした。
こんな食事が、また来年も出来ますように…。
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