太陽のお皿。

イタリアにカプリ島という観光名所がある。
有名な青の洞窟というスポットがあり、ナポリよりも南に位置するアマルフィ海岸一帯は、太陽がさんさんと降り注ぐため、リモンチェッロなどでも有名な場所だ。
カプリ島は、かなり観光客が多いので、一度行けばいいかなと思うのだけど、アマルフィ海岸には魅力的な街が多い。
中でも、ポジターノという街は、遠く離れた今でも、断崖のホテルで過ごした甘い数日を夢のように思い出さずにはいられない。
観光をしていて魅力的なお皿や陶器に出会うこともあるけど、陶器は、重さがあるのと、壊れやすく運ぶことが困難なため、イタリアなどに行って欲しくなっても買わずに帰ることが多い。
先日、夜中にいつもの食材屋さんから送られて来るメールを見ていて、カプリ島のお皿を見つけて、思わず懐かしくなりポチッと押してしまった。
そういえばアリタリアで昔、オリーブのまな板を機内に持ち込もうとしたところ、「これは凶器になるので持込めません」と言われ、取り上げられたことがある。
まな板で襲いかかる人を想像出来るだろうか…恐ろしすぎる…笑
この、太陽をぎゅっと閉じ込めたようなお皿で、カプレーゼや、トマトソースのシンプルなパスタを食べると、まるでイタリアにいるように感じるかもしれない。
ああ、来年こそは、我が愛しのイタリアへ帰らねば…。

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