スキミア。

Skimmia Brocox

大好きな冬の花をあげろと言われたら、真っ先に『スキミア Skimmia』をあげる。いつものように、近所のFUGAを覗いたら、スキミアを見つけたので買い求めた。
このミカン科のスキミアは、大きくは花は赤か白の二系統に分かれる。Slimmia Rubellaなどの赤い蕾も、寒さを和らげ華やかさをもたらすのでクリスマスにはうってつけで人気があるが、僕はこの、Skimmia Kew garden とか、Skimmia Brocoxなどの白から緑色を帯びた蕾の品種の清純さが好きだ。
晩秋から永い間、小さな蕾を着けたまま冬の寒さの中で生きるこの花は、何も言わず辺りに賑やかさを振りまいてくれる。
永い冬を越えて、早春の頼りない暖かさを感じるまで、そばにいてくれる友のように。
週明けに、この花に似合ったグリーンの鉢を買って植えて、二本のスキミアを対に飾ることにしよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です