ジェンダー。

会社に、ダイバーシティーを研究しビジネスにつなげる糸口を探るチームがあって、その中の一つにジェンダーを扱うグループがある。後輩であり妹的存在のGになぜだか僕も入れられてしまい、ジェンダーチームのキックオフなる食事会が行われた。
そこには、僕の前の上司で、今は役員になってしまったSさんも出席したので、なんとなく緩やかなカミングアウトになってしまったように思う。(またGにはめられた!)
さて、ジェンダーという言葉を時々耳にするけど、いったいジェンダーってなんなのよ?と思われる人も多いのではないだろうか?セックス(性別)とどう違うのかと?僕も性にまつわる言葉が氾濫していて、その用語の意味の違いになかなか着いて行けてない。
たとえば、トランスセクシュアルとトランスジェンダーはどう違うのか?などなど・・・。
Wikipediaによると・・・
先天的・身体的・生物学的性別を示すセックス(英語: sex)に対する、「社会的・文化的な性のありよう」のことを一般に日本ではジェンダーという(この場合の「ジェンダー」という用語それ自体には、良い悪いの価値判断を含むものではない)。一方、欧米においては「gender」は、生物学的性の概念を含み、また文化的な差異とも異なるものとして認められる。
ほら、やっぱり難しいでしょ。日本語のジェンダーと英語のgenderでは、すでに意味が違って来ているし。
でも、今までずーっとこの世界では、男、女という白黒はっきりとさせることは、その人の一つの特徴を表すものとされて来た。でも、もしかしたらそれが今、変わりつつあるのかもしれない。
肉体的に持って生まれた性(sex)は、子どもを産める身体か、そうで無い身体かに分かれる。でも、自分が認識する心の性は、必ずしも肉体的な性別と一緒ではないという人がいることが、明らかになってきたのと、人が好きになる対象も、自分の身体的性(sex)と違う人とは限らない人もいるということがどんどん分かって来ている時代だからだ。
単純にこれらを掛け合わせると、12通りの性の多様性が認められることになり、それ以外にもXジェンダーなどが加わり、もはや性は単純に男か女かなどという二者択一では割り切れない物になって来ているのだ。
ここに来て、様々な性の多様性が認められはじめ、世界中で同性婚が少しずつ認められてゆくなんて、ちょっとワクワクする時代に生きていると思いませんか?
※Xジェンダーとは?
出生時に割り当てられた女性・男性の性別のいずれでもないという性別の立場をとる人々を指す。女性・男性の性別のいずれでもない性別を区分するかぎりでは、中性というあり方、無性というあり方、両性というあり方、性別という枠組みから脱するというあり方、女性か男性か定まりきらない流動的であるというあり方など人により様々である。
カテゴリーLGBT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です