山間の家々。

Kと出会ってから大分だけで、もう10回以上通っている。
他の県を入れると、その倍くらい行っているだろうか。九州を隈無く訪ねてみたいと思い、全ての県に何度かずつ行っているけど、僕が生きているうちだけでも制覇出来ないと思っている。
熊本、宮崎、大分と、田舎道をドライブしていると、山に囲まれた日本の家々が、自然と一体となっているように美しく感じられ、つい見とれてしまう。
僕「会社をやめて、小さな家を買って、ここで暮らしたらどうかな?」
K「Tさんは、東京以外では暮らしていけませんよ」
僕「本当にそうかな・・・?」
人生の半分は東京で暮らしてきた。
これからの人生、別の道を選ぶという選択肢も、実は目の前にいつでも転がっている。東京に執着する理由も、よく考えてみると何も無い…映画館が沢山あって、新宿2丁目があって、離れ難い青山や、愛すべき友人たちが暮らしていることだろうか…
九州に遊びに行くたびに、「幸せに暮らせるのなら、どこで生きたってかまわないんだよな…俺の人生なんだから・・・」とぼんやりと考えてしまう。いずれにせよ、自然のタイミングで動く時がやって来るかもしれない。
大分から帰る時に、僕がよく買うものは写真の3つ。
◎かぼすは時期によって買うことが出来ないけど、焼き魚や自家製ポン酢に。自然の酸味は、くせがなくどんな料理にも合う。
◎椎茸は大分を代表する特産品。素麺の麺つゆを作る時に使ったり、実はパスタにしてもとても美味しい。
◎ひじきは、僕は甘辛い煮物が苦手なため、いつもにんにくと唐辛子でペペロンチーノで食べる。国東(くにさき)半島で捕れるひじきはとても柔らかく豊かな味わいだ。
かぼすも、ひじきも、しいたけも、決して特別なものではないし、高価な物ではないけど、大分で捕れたこれらの食材は、僕の毎日の暮らしを豊かにしてくれている。
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