呼吸の話(その1)

ストレスがあったり、不安な時は、人の呼吸は早く浅くなっているという。逆に、心が平安で、幸せな状態の時は、呼吸はゆっくりで、深くなっているという。
ヨガだけでなく、あらゆるスポーツ、様々な宗教で、『呼吸』が重要視されているのは、『呼吸』が人間の身体全体に関わり、もっと言うと、心の奥深くまで関わっているからなのだろう。
先日、『呼吸』に興味を持ち始め、『呼吸』を習い始めた。
人の心は、氷山のようなものであり、顕在化されている意識で物事を捉え、考えているのと、自分では意識出来ていない潜在意識という二つの意識で構成されていると言われている。
大きさで比べると、顕在意識は、正に氷山の一角で、潜在意識がそのほとんどの部分を占めている。
そして、自分の現実を形作るのは、この多くの部分を占めている潜在意識なのだそうだ。
わかりやすく言うと、顕在意識でいかにこうなりたいと自分が思っていても、潜在意識で、そうはなれないとか、違ったものになりたいなどの迷いがあると、その思いは現実化されないということ。
自分の潜在意識を綺麗にして、きちんとしたビジョンを描き、より幸せになるために、呼吸を習うことにした。
その呼吸法は、吸うことよりも、吐くことに重きを置いている。吐けば、自ずと吸うことになるからだ。
胸で浅く吸うのではなく、腹の下の方で、深く吐き出す呼吸。
この年になっても、新しいことを習うのは、なんてドキドキすることだろうか。
少しずつ、何か気づくことがあったら、また、ここに書きますね。
つづく

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